グレープフルーツエキスと豆乳発酵液
グレープフルーツエキスは、ミカン科の植物であるグレープフルーツの果実から抽出されるエキスであり、ビタミンＡやビタミンＣ、ビタミンＰなどの他、クエン酸などのフルーツ酸を多く含んでいます。
保湿作用や収れん作用があるために、皮膚に潤いを与えて、肌を整える目的の化粧品などに使用されています。
グレープフルーツエキス中のフルーツ酸の作用は、パックやピーリングなどに応用されています。ローションなどのスキンケア製品では、さっぱり感を得られるために、油性肌の人に向いています。
食事の前にグレープフルーツエキスを飲むダイエット方法もあり、グレープフルーツダイエットと呼ばれています。グレープフルーツエキスの中の酵素が、本来であれば食後急激に上がる体内のインシュリンレベルを抑制するために、余分なブドウ糖をエネルギーに変えることが出来るといわれています。グレープフルーツでインスリンレベルが調節されると、空腹感を感じにくくなるといわれており、それがダイエット効果にも繋がるようです。
また、豆乳発酵液は、マメ科植物の大豆の種子からつくられた豆乳を乳酸菌などで発酵させ、エタノールを加え精製して作られたエキスであり、主成分はイソフラボンです。美白作用や肌機能活性化作用などがあり、皮脂腺活動の抑制、ハリとツヤのある健康的な肌を保つ目的でクリームや美容液、トリートメント効果を持つ化粧品に配合されています。